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カラス駆除の費用相場はいくら?相場の内訳と安く抑えるコツを解説 

2026/7/30

  • カラス駆除

カラス駆除の費用相場はいくら?相場の内訳と安く抑えるコツを解説 

カラスの被害に悩んでいて、いざ業者に頼もうとしたときに、この費用の不透明さで足が止まってしまう方はこの記事を読んでいってください。

カラス駆除の費用は依頼するケースによって数倍もの差が出ることがあり、相場を知らないまま1社だけで即決すると、あとから「もっと安く、もっと確実にできたのに」と後悔しかねません。 

カラス駆除の費用相場はいくら?作業別の料金一覧

大体いくらくらいかというと、カラス駆除にかかる費用相場は20,000円〜100,000円程度が一般的です。

差分が生まれる理由は、「どこまでの作業が発生するか」にあります。

追い払いや簡単な対策だけなら2万円台で収まることもありますが、高所にある巣の撤去や、二度と巣を作らせない設備の設置まで含めると、10万円を超えるケースもあるんです。 

まず頭に入れておいていただきたいのは、カラス対策は「その場で追い払って終わり」ではないという点です。巣の撤去・清掃・再営巣の防止という3つをセットで考える必要があります。

作業内容ごとの料金の目安は、おおまかに以下の通りです。

  • 追い払い・簡易対策:20,000円〜

  • 巣の撤去:30,000円程度

  • 防鳥ネット・テグス等の設置:30,000円〜

カラスの巣の撤去にかかる費用の内訳

カラスの巣の撤去費用の内訳

カラスの巣の撤去費用ベースは、1件あたり20,000〜30,000円程度が基本の目安です。ただし、これはあくまで手の届く範囲にある巣の話で、条件が変わると金額は段階的に上がっていきます。

  • 基本の撤去作業:20,000〜30,000円

  • 電柱・屋上・3階以上など高所の場合:30,000〜70,000円以上(足場や高所作業車が必要)

  • 巣が複数ある場合:1箇所追加ごとに10,000〜20,000円加算

  • 再発防止の設備設置まで含む場合:50,000〜100,000円程度

ここで注意したいのは、卵やヒナがいる巣は、行政の許可をとらないと撤去できないという点です。もしも行政の許可を取得せずに勝手に駆除すると法律違反となる点には注意すべきです。

カラスよけ・寄せ付けない対策の費用

カラスの巣を撤去する費用ではなく、寄せ付けないための対策費用についても触れます。

カラスを寄せ付けないための対策設置は、30,000円前後からが目安です。物理的にカラスの侵入を遮る設備ほど確実性が高く、その分だけ費用もかかる傾向があります。

  • テグス(釣り糸)張り:羽に触れるのを嫌う習性を利用した比較的安価な方法

  • 防鳥ネット:ベランダや家庭菜園を完全に覆う、確実性の最も高い方法

  • 剣山・忌避剤の設置:止まり場所や侵入経路をピンポイントで塞ぐ方法

率直に言うと、CDや反射板、カカシのような「見た目で脅す」対策は、単体では長続きしにくいのがリアルなところです。理由は後ほど詳しくお話ししますが、カラスの学習能力の高さが関係しているんです。

なぜカラス駆除の費用はこんなに幅があるの?料金を左右する5つの要素

なぜカラス駆除の費用は幅があるのか?

カラス駆除の費用は、主に5つの要素で決まります。「15,000円〜100,000円」という幅の広さは、裏を返せば、あなたの状況次第で金額が大きく動くということなんです。見積もりを取る前に、自分のケースがどこに当てはまるかを把握しておきましょう。

  • 巣や作業箇所の高さ:足場や高所作業車が必要になると、費用が最も大きく跳ね上がる

  • 作業箇所へのアクセス:狭所や複雑な構造だと作業時間が増え、費用に反映される

  • カラスの数・巣の規模:営巣が複数箇所に及ぶと作業量が倍増する

  • 再発防止処置の有無:ネットや剣山の設置を含めるかどうかで総額が変わる

  • 被害状況や消毒の有無:被害の状況や消毒作業の有無によって金額が変動します

この中で費用を最も左右するのが「高さ」です。

カラスの巣も高い場所にあるほど、安全確保のための機材と手間が増えるということなんです。

逆に言えば、被害が小さく低い位置にあるうちに動けば、費用はぐっと抑えられます。

ここまで読んで、「自分の被害状況の場合、いくらが適正なのかわからない」と不安を感じた方は、一般社団法人全国鳥獣害・衛生防除協会にご相談ください。

費用を払う前に知っておきたい、カラス駆除の法律と業界の実態

前述しましたが、カラスは自分の判断で勝手に駆除できないという法令があります。

カラスは鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)によって保護されており、許可なく捕獲・殺傷したり、卵やヒナのいる巣を撤去したりすると違法になるんです。この法律は日本に生息するすべての野生鳥獣を対象としています。

違反した場合の罰則は想像以上に重く、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

出典:e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」 

ネット上では「カラス駆除」という言葉が飛び交っていますが、住宅街や市街地で行われているのは、実際にはカラスを殺す「駆除」ではなく、巣の撤去と寄せ付けない「対策」が中心なんです。

銃やわなを使った捕獲は都市部では現実的でなく、費用の大半は撤去作業と再発防止の設備にかかっている、というのが本当のところです。この構造を認識しておいてください。

自治体は無料でカラスを駆除してくれる?

よく質問を受けるのが、「市役所に頼んだらカラス駆除や対策をしてくれるのか?」というものです。

回答として、多くの自治体は、カラスの駆除そのものは行っていないというのが実情です。

市区町村の窓口が担うのは、あくまで相談の受付や注意喚起、そして許可申請の対応が中心になります。 

「役所に言えば無料でやってくれるだろう」と期待する方もいらっしゃいますが、実際に巣を撤去したり追い払ったりする作業は、住民自身の対応か民間業者への依頼になるのが現実なんです。

ただ、自治体によっては、費用を大きく左右する有意義な制度が隠れていますので後程触れていきます。

カラス駆除の費用を安く抑える5つのコツ

カラス駆除の費用を安く抑える5つのコツ

カラス対策の費用は、依頼の仕方を工夫することでやみくもに依頼するよりも抑えられる可能性があります。

  • 自治体の補助金・無償貸与を使う:ゴミ集積所のカラス対策なら実質負担ゼロも可能

  • 被害が小さいうちに早めに相談する:巣が大きくなる前なら作業も簡単で安く済む

  • 相見積もりを取る:2〜3社を比較するだけで適正価格が見えてくる

  • 撤去と予防をまとめて依頼する:別々に頼むより一括のほうが割安になりやすい

  • 格安広告に飛びつかず、実績と保証で業者を選ぶ

「相見積もりをとるのは面倒だけど、適当な業者にはあたりたくない」という方は、当協会のような優良業者が加盟する団体に相談するのも一つの手段です。

ゴミ荒らし対策なら「自治体の補助金・ネット無償貸与」が狙い目

ゴミ集積所のカラス被害にお困りなら、まず自治体の支援制度を確認してみてください。駆除というよりは、対策に関するものです。

多くの市区町村が、カラスよけネットの購入費補助や無償貸与を行っているんです。 

たとえば北九州市では、散乱防止用の容器などについて購入費(税込)の2分の1、上限20,000円を補助しています。

出典:北九州市「ごみステーションの散乱対策について」

京都市や千葉市のように、防鳥ネットそのものを無償で貸し出す自治体もあります。

出典:京都市「カラスネットの無償貸出について」

 これらは自治会やマンションの管理組合など、集積所を管理する団体が対象になることが多い制度です。集積所の対策においては、このようなテクニックがある、というのは覚えておいて損はありません。

安い対策グッズの買い足しが、かえって高くつく理由

「業者は高いから、まず安いグッズで自分で対策しよう」と考える気持ちはよくわかりますが、実態としては、その場しのぎのグッズを買い足し続けた結果、トータルで業者依頼より高くついてしまうケースが少なくないんです。 

理由は、カラスの学習能力の高さにあります。カラスは人間の4〜7歳児並みの知能を持ち、反射板やカカシのような視覚的な脅しには数日で慣れてしまうといわれています。

出典:環境省「自治体担当者のためのカラス対策マニュアル」

シロアリ対策で市販薬剤を撒いても根本解決にならないのと同じで、慣れられては買い替え、を繰り返すうちに費用も手間も膨らんでいきます。

「安物買いの銭失い」に陥る前に、物理的に遮断する対策へ早めに切り替えるのが、結局は一番の節約になるということです。

安さだけで選ぶと危険?悪徳業者を見抜くチェックポイント

費用を抑えたい一心で、安さだけを基準に業者を選ぶのも控えましょう。

理由として、「基本料金0円」などの極端な格安広告で集客し、現地で高額を請求するケースが実在するためです。 

こうした背景があるので以下のポイントを確認しましょう。そうした悪徳業者を避けるリスク低減につながります。

  • 見積書に作業内容ごとの単価と数量が明記されているか

  • 追加費用の発生条件が事前に説明されているか

  • 相見積もりを嫌がらないか(2〜3社の比較が基本)

  • 会社の施工実績や資格情報が確認できるか

複数社を比べるのは面倒に感じるかもしれませんが、1社だけの見積もりで即決するのが最もリスクの高い行動です。比較が手間だと感じる方は、当協会までお気軽にお問い合わせください。

カラス駆除の費用に関するよくある質問

Q. 賃貸やマンションのベランダの巣は、誰が費用を負担しますか?
A. 建物の構造に起因する営巣であれば、一般的には貸主(大家・管理会社)の負担となるケースが多いとされています。まずは管理会社に被害状況を報告して対応を依頼してみてください。対応が遅い場合は、消費者ホットライン(188)に相談するのも有効です。

Q. ゴミ集積所のカラス対策に補助金は使えますか?
A. 自治体によっては、カラスよけネットの購入費補助や無償貸与の制度があります。自治会やマンション管理組合など、集積所を管理する団体が対象になることが多いため、まずはお住まいの市区町村のごみ・環境担当課に確認してみてください。

おわりに

この記事のまとめです。
カラス駆除の費用相場は15,000円〜100,000円程度で、巣の撤去だけなら20,000〜30,000円が目安ですが、高所作業や再発防止の設備まで含めると10万円を超えることもあります。

費用を最も左右するのは「巣の高さ」で、被害が小さいうちに動くほど作業も費用も抑えられるんです。
忘れてはいけないのが、カラスは鳥獣保護管理法で保護されており、無許可で捕獲したり卵やヒナのいる巣を撤去したりすると罰則の対象になるという点です。

「ベランダに巣を作られた」「ゴミ置き場が毎朝荒らされる」など、少しでも気になる被害があれば、被害が広がる前に専門業者の無料調査を活用してみましょう。 

一般社団法人全国鳥獣害・衛生防除協会は、優良な駆除会社のみが加盟しており、カラス駆除に強い駆除業者をご案内することも可能です。

インターネットで駆除会社を探しているけどどこに相談すればいいかわからないという方は、当協会にお問い合わせください。